<福岡県町村会汚職>「被害者は私だ」贈賄罪で起訴の山本・添田町長が会見 居直りに怒りと困惑(毎日新聞)

 「町に対して悪いことをした覚えはない」「(事件の被害者は)私だ」−−福岡県の後期高齢者医療制度を巡る汚職事件で贈賄罪で起訴された添田町長、山本文男被告(84)は1日、逮捕から約1カ月ぶりに登庁し“居直り”の持論を展開した。町長も県町村会長も辞任を否定し、町民や関係者には怒りと困惑が広がった。町関係者によると、山本町長は2日にも公務復帰する予定という。

 山本被告は添田町議会の全員協議会で「100万円は祝儀と、後期高齢者医療制度の問題で市側との対立点を町村に有利に片付けてくれた謝礼として、私が副知事室で手渡した」と認めた。しかし「100万円は祝儀を超えているじゃないか、と(事件に)なった」と述べ、さらに「町村会で起きたことは会長の責任、というから『はい』と言った。町に迷惑はかけていない」と声を荒らげた。

 議会は4日に臨時会を開き、山本被告に対する町長不信任決議案を審議する予定。ただ、出席議員の4分の3の同意が必要な同決議は否決の見通しで、過半数の同意で成立する辞職勧告決議案が可決される可能性がある。

 辞職を求める議員は「贈賄の事実を認めながら、進退を人任せにするなどバカにしている」。一方、擁護派の議員は「ご本人が決めるべきだ。小さな町を長年けん引してくれた、と続投を求める町民も多い」と話す。

 町民の中には「町長の実績が間違ったと言われたわけではなく、仕事を続けてもらった方が町のためになる」という男性(61)もいたが、「逮捕され、容疑を認めた人が辞めもしないのはおかしい」(40代主婦)、「居直っているように見える。事件で町の名前が何度も流れ、恥ずかしい」(80代女性)などの声も多く聞かれた。

 一方、全国町村会副会長の古木哲夫・山口県和木町長は「全国町村会として詳しい情報を収集し、内部で協議して判断したい」と、困惑の表情で語った。

 また、福岡県町村会副会長で会長職代行を務める山本康太郎・小竹町長は、山本被告が県町村会長職の進退を会に一任したかのような発言について「民主主義の世の中なんで、多数決で罷免ということになれば、そういうことになると思う」。贈賄事実をほぼ認めたことについては「団体としてそういうことをやってくれと頼んだわけではない」と、組織的な関与を否定した。

 福岡県吉富町の今冨寿一郎町長は「町村会の意向に従う趣旨をおっしゃっているが、その前にご本人が判断されるべきではないか。常識も見識もあられる方だから、常識の範囲で判断されるでしょう」と話した。【林田雅浩、入江直樹、大山典男】

 ◇政治倫理問題に詳しい斎藤文男・九州大名誉教授の話 動機が私腹を肥やすことでなくこれまでの功績もあるから、裁判で情状酌量され猶予刑になると踏み、辞任しなくても乗り切れると計算しているのだろう。本人には罪の意識がないし、町村会も腰が引けている。町村会は公金も入って運営している組織なのだから、早急に辞任を迫るべきだ。

 ◇元東京高検検事の牧野忠弁護士の話 「被害者は自分だ」という言葉は、現金で祝儀を渡すことが日常化していたから出たのだろうが、公務員に金を渡すこと自体が違法だという認識も、住民から集めたお金を使ったという罪悪感もない。裁判官は被告が判決後にどういう身の置き方をするのかも含めて判断するので、このままでは厳しくみられることになるだろう。

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 自民党の谷垣禎一総裁は2日夜、舛添要一前厚生労働相が1日の講演で政党支持率の低迷を踏まえて「党内の賢明な政治家が、谷垣氏に辞任を促す方向に行くだろう」と参院選前の「谷垣降ろし」に言及したことに対し、「前の衆院選でも党内で争っている姿が支持率を落とした。参院選を前にして団結していくことが一番大事だ」と反論した。同時に「いろんな議論があるなら、党内でそれぞれの場で議論していただくことが必要だ」と、不満は党の場で訴えるべきだと苦言を呈した。国会内で記者団の質問に答えた。

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 参院予算委員会は3日午前、鳩山由紀夫首相と全閣僚が出席して、衆院を通過した10年度予算案の基本的質疑に入った。論戦の焦点となっている「政治とカネ」問題を巡り鳩山首相は、2日に小沢一郎民主党幹事長と会談した際、国民への説明責任を果たしていくことで合意したと明らかにした。西田昌司氏(自民)への答弁。

 首相は小沢氏との会談で「お互いに説明責任を果たす努力をしようと約束した。国民に必ずしも十分に説明が尽くされていない。だからお互いに尽くしていこうと話した」と強調した。基本的質疑は4日まで行われる。【野原大輔】

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全国高等学校対抗ボウリング選手権大会

全国高等学校対抗ボウリング選手権大会は日本の高校ボウリング部対抗の選手権大会。歴史第1回大会は1994年で、当時は全日本ボウリング協会と中部日本放送との共催で愛知県名古屋市の星ヶ丘ボウルで開催された。その後第10回大会を持ってCBCが主催者から撤退し、第11回大会は神奈川県新横浜プリンスホテル(現在は閉鎖)、第12回大会からは文部科学大臣杯と賞状が贈られることが決まり、総務省・文部科学省が主導する「スポーツ拠点づくり推進事業」の一環として、12月に川崎市で開催されることになった。なお、個人戦は全日本高校ボウリング選手権大会を参照。なお、CBC撤退後のボウリング中継は全日本ミックスダブルスオープンボウリングが毎年夏に星ヶ丘ボウルで開催されている。歴代優勝校外部リンク中部日本放送 「http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%AF%BE%E6%8A%97%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9%E5%A4%A7%E4%BC%9A」より作成カテゴリ: 日本のボウリング大会 | 日本の高校スポーツ大会 | 中部日本放送のテレビ番組 | スカイ・エー | 神奈川県のスポーツ | 川崎市 | 12月

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